アンティークランプシェード・灯具

アンティークランプシェード商品一覧

灯具商品一覧

アンティークランプシェードについて

ガラスランプシェードの歴史は18世紀にさかのぼります。ろうそくからオイル、ガス灯へと進化をとげ、街に明かりが灯され始めたヨーロッパで、電球が発明された19世紀末。産業革命の真っ只中。装飾品の技術も大きく発展を遂げます。ヨーロッパでは繊細な絵柄やデザインが施された磁器やガラスに人々が魅了され、その人気は海を渡り、アメリカでのブームにも火をつけました。

=LOVE ANTIQUE=では、ヨーロッパ&アメリカ・カナダより、1830年代~1950年代までの素敵なアンティークガラス&ヴィンテージガラス(ブロカント)のランプシェードを買い付けています。

欧米と日本では電圧やプラグの規格が異なるため、灯具付きシェードの灯具は、現代の日本のプラグでそのままお使いいただけるアンティーク調の新品灯具をセットにしています。

アンティークガラス辞典

アンティーク・ランプシェードを知るにはかかせないガラスの種類と特徴を紹介します。

オパリンガラス(オパールガラス)

オパリンガラスは、半透明に加工されたプレスガラスの総称。ガラスの冷却プロセスにおいて、芸術的な加工をすることで、乳白色かつ光を浴びると着色するようなオパールエフェクトを施しているのがオパリンガラスの特徴です。特にこの虹色に輝くオパール加工が際立つヴィンテージガラスをオパリンガラスあるいはオパールガラスと呼ぶこともあります。

オパリンガラスは、世界恐慌時代と呼ばれる1930年代に人気を博したディプレッションガラスの前身として知られています。1800代にイギリスで初めて生産されたオパールガラスは、アメリカに渡り、宝石で有名なティファニーによって1800年代後半~1900年代初頭に進化しました。当時、多くのアメリカのガラスメーカーが、独自の製法でオパ―ルガラスを製造し、ウェーブのデザインや繊細な加工技術によって、エレガントさを競っていたそうです。オパールガラスには、光量や角度によってピンク、緑、蒼色、黄色などに輝く優美な美しさがあります。

ミルクガラス(オパールセントガラス)

ミルクガラスは、半透明の乳白色または乳白色に着色を加えたガラスです。ミルクガラスが誕生したのは16世紀初めのヴェネチア。当時、ヨーロッパの技術ではかなわなかった中国磁器クラスの強度を求めて、代替品にと製造されたのがミルクガラスの始まりです。
誕生当初より、ミルクホワイトと呼ばれる白色のほかに、青、ピンク、黄色、茶色、黒色のガラスが作られ、光の加減によって青みがかったり赤橙に見えたりと色味が変わることから、オパールセントガラス、オパールガラス、オパリンガラスなどの名で親しまれていました。

19世紀末には、一般家庭にも「ミルクガラス」として広まり、特に装飾食器、ランプ、花瓶などの繊細で美しい色&デザインに人気が集まったそうです。ミルクガラスは、練ムラ、歪み、気泡など現代の製法ではみられない味わいと特有の暖かみから、今でもコレクティブアイテムとしても普段使いとしても多くのコレクターを魅了しています。現代では、健康面へのリスクから当時の技法は用いることができないため、稀少価値が高いガラスというのも収集家にとっては魅力です。

ワセリンガラス(ウランガラス)

ワセリンガラスは、融解した酸化ウラニウムを添加したガラス。1840年代、一般にむけて生産がスタートするとともに一気に人気を得て、ビクトリアン、アールデコなど様々な芸術様式の製品が作られたガラスです。その製法からウランガラスとも呼ばれることも…。半透明な黄色に近い緑色で、美しい光沢を持つワセリンガラスですが、暗闇で紫外線を当てると蛍光色に発光し、その独特な輝きに魅了されます。

世界恐慌真っ只中の1940年代、ウラン使用に規制が入り、ワセリンガラスの製造は禁止されました。そのため当時に製造されたワセリンガラスは稀少価値が高く、繊細なデザインが多いことから、今でもコレクターが多いヴィンテージガラスとして知られています。
※ワセリンガラスのウラン含有量はごく微量で、人体に影響を及ぼすことはありませんので、安心してお使いいただけます。

フロストガラス

フロストガラスは、いわゆる「くもりガラス」の総称。ガラスの表面に加工を施すことで半透明にしたフロストガラスは、透明ガラスでは丸見えになってしまう視覚的プライバシーを保護するために開発されましたが、デザインの美しさや暖かい光を放つ魅力から、様々なインテリア製品が作られました。

フロストガラスの製法には、サンドブラストなど透明ガラスの表面を荒くする方法、ウェットエッチング・フッ素加工などガラスの表面に化学変化を加えて不透明にする方法、ガラスの表面に特殊なビニルフィルム加工する方法など様々な技法があります。
フロストガラスのランプシェードが人気なのは、ケミカル加工によって、どんな色のガラスにもデザイン性が高く、優しい光を演出できるからと言われています。

ディプレッションガラス

ディプレッションガラスは、大恐慌時代にアメリカやカナダで安く大量生産された透明または半透明の色つきガラス。広義の意味では、ウランガラスの一種に含まれます。一般的なクリスタル、ピンク、青、緑、琥珀色のほか、黄色、コバルト色、翡翠色(ジェダイ)、淡い青(デルファイト)、ルビー色、黒、アメジスト色など多くのカラーバリエーションがあります。

当時、ディプレッションガラスは、食品メーカーなどの流通製品のインセンティブとして製造され、無料または安価で手に入るガラスでした。ディプレッションガラスのほとんどはアメリカで作られ、数十のガラスメーカーから100以上のパターンが誕生しています。1960年代頃よりディプレッションガラスのコレクティブルアイテムとしての人気が高まり、以降、年々稀少度が上がっています。特に、稀少なパターンや作品は高値がつき、のきなみ入手も難しくなっています。

クランベリーガラス

クランベリー果実のような赤い色彩が美しいクランベリーガラス。融解した透明ガラスに少量の金を添加して作られるクランベリーガラスは、その製法と見た目からゴールドルビーガラス、ルビーガラス、または日本では金赤ガラスとも呼ばれています。

クランベリーガラス製造が盛んだったのは、19世紀ビクトリア時代のイギリスです。金を必要とするクランベリーガラスの製造は、高コストなために大量生産することはできず、手工芸によって主にロマンティックかつ高価な装飾に用いられ、ワイングラス、デカンタ、ランプシェード、フィンガーボウル、花器などのテーブルディスプレイとして人気でした。
気泡が混じっていたり、ガラスの微妙な厚みや塗料の加減で発色や透明感に違いが出たりと、1点1点に個性があるクランベリーガラスは、イギリスを中心に今も人気が高いコレクターズアイテムです。

シェアお願いします♥